ファミリービジネスを
成功させるコツを
まとめました。
ファミリービジネスとは、創業者一族が経営を担っている、または創業者一族が株式を保有している会社のこと。日本では「家族経営」「同族会社」「オーナー企業」などと呼ばれており、欧米では「ファミリービジネス」と呼ばれています。
こちらでは、そのファミリービジネスを成功させるためのコツをまとめました。これからの経営に、ぜひお役立てください。
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Point.01 第三者の目が行き届く、
開かれた環境を整えましょう。公私混同が起きたり会社が私物化されたりしやすいファミリービジネスです。その問題を回避するためには、第三者の目が行き届く「開かれた環境」を整えることが欠かせません。
たとえば、外部の専門家を招いて公平な組織をつくれているかを確認してもらうなどです。統治体制の強化で、一族だけでなく、そのほかの従業員も気持ち良く働けるクリーンな環境づくりを目指しましょう。 -
Point.02 親族間で信頼関係を
構築することも大切です。先代と後継者の対立は、事業承継の妨げになります。そこで重要となるのが、「親族間の信頼関係の構築」です。
家族同士であったとしてもその関係性に甘えず、経営について真剣に話し合ったり長期にわたって後継者の育成に努めたりしましょう。真摯な対応によりお互いにリスペクトの気持ちが芽生えれば、スムーズに事業承継を進められるようになるはずです。 -
Point.03 積極的なDX推進を
おすすめします。ファミリービジネスは、同じ経営者が長くトップに立っているのが特徴です。それゆえに、経営変革が起こりづらい傾向にあります。
しかし、社会情勢は常に変化しているもの。ときには時代のニーズに合わせ、思い切った施策を打つことも必要です。事業の発展を見据えるなら、IT・デジタル技術の活用で業務効率化をはかる「DX(デジタルトランスフォーメーション)」などを積極的に検討してみましょう。